FC2ブログ

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

| スポンサー広告 | --:-- | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

捨てていいのは愚かさだけ。そうすれば生き残れる。

どんな冒険にも最初の一歩が必要だ。陳腐な言い方だが、けだし名言だね。

最近アリスインナイトメアの続編が出ると聞いて今からワクワクが止まりません。
結構古いPCゲームですがとても面白いです。その美しいステージと雰囲気に絶妙に合った音楽が堪りません!
あとアリスとチェシャ猫が大変男前。グロホラーが苦手なかたにはきついゲームですが。
出たら即買い決定。


以下、アリス→十代、チェシャ猫→ヨハン、赤の女王→にじゅ様 でちょっとだけ妄想文。
アリスパロは夢がいっぱい。


「夢の中をひた走れ。そうすればいつかは覚めるさ、お前が望むならね」

その生物は口を三日月にして笑います。
歌うようなその言葉はいつだってなぞなぞのようにいじわるなのです。
でも頭を一生懸命ひねらせてその言葉を読み解かねばなりません。
だってかれの言葉は道にまかれたパンのくずよりもずっと価値があるんですから。
「おやおや、そんな難しい顔をしなくても良いのに。お前がここにいてくれる事の方が俺達にとっては価値がある事なのさ」とまた笑います。
「そう悪い話でも無いだろう?時計の針はいつだってのんびり屋。おっと白兎と帽子屋の時計は違ったね。彼らはいつだってせっかちでいつだって生真面目さ。お陰で紅茶の味は絶品だけどな」
「それでもだめなんだヨハン。おれはかえらなくちゃいけない」と十代は折角のお誘いだけど、と断ります。
そのとき急ぎの用事が十代にはあったのです。甘いおかしと良い香りの紅茶は森を歩き回ってはらぺこの十代にはとてもみりょく的でしたが、よりみちを許してくれる程用事は気が長くありません。
「ごめんな、また今度おもてなしをしてくれると嬉しいよ」
十代がそう言うとヨハンはとてもつまらなそうな顔をして(それはあまりにも一瞬の事だったので確かな事は十代には分からなかったのですが)角砂糖が紅茶に溶けるようにしてその姿を眩ませてしまいました。
ただそれでも十代はヨハンにおれいの言葉をちゃんと言ってから森を走って抜けるのでした。
「お前が歩く道がお前の行く道さ。愚か者でない限り迷う事は無い筈だ」


     +          +          +          +



そこは真っ赤な部屋。かべ一面に(もっとも十代が上をむく事を思いついていたのならその部屋の全ての面がそうであった事に気づけたのでしょうが)ペンキをぶちまけたような部屋でした。
おかしな事は他にもありました。とてもとても広い部屋なのに、クローゼットはおろかベッドすら見当たらないのです。ひとりぼっちの椅子がぽつんとふんぞり返っているだけでした。
「お前が女王様?」と十代は椅子に座った人影に問います。
「名前ではないけれどもそれは確かに俺の事だろう」と答え。
確かにたいそうご立派な椅子に座っていたのですからそうなのでしょうが、彼の姿はふつりあいに単純なものだったので十代は確信が持てなかったのです。
「目的があるなら聞こう。散歩なら兵士に庭を案内させよう。どんなにこうめいな賢者であろうと三日は出られない」
「残念だけどもう迷うのはこりごりなんだ。だからもう帰りたい。お前ならみちを知っている聞いた。教えてほしい」と十代。
女王はそのにやにやと笑う顔をちょっとだけ歪ませると口を閉じてしまいました。
少しの間。紅茶が蒸れるのをまつ時間と同じくらい(まつ時間というのは時計よりもずっとお仕事がきらいなので十代は少しだけつらかったのですが)してから女王はやっと言いました。

ねこは1回死んだ
愚かだったから気の迷い
ねこは2回死んだ
悲しかったからもう一度
ねこは10回死んだ
割ってしまったから止まらない
ねこは100回死んだ
必要だったから水と共に
ねこは1000回死んだ
想ってしまったら呼吸と同じ
死んで生きて死んで生きた
そうして100万回死んだねこは
死ななくては生きられなかった

女王は歌い終わると、一人の観客に会釈をしてそれはそれは美しくまるで母よりも穏やかに笑いかけました。
「さあ、とても簡単なことだろう?」と女王は言いました「難しく考える必要は無い。時間はとほうにくれるほどここにはあるのだから」
「全く分からない。これで外にでられるのか?」と十代はこっそり思いましたが言うと考えろと一言で終わりな気がしたので(そこで十代は一つ気づいたのです)「これじゃあ死んで終わっちゃうじゃないか。だって死なないと生きられないんだろ?」
女王は感心したように十代を見つめて言います。
「そうさ、分かっているじゃないか。もとはといえば最初から終わりなんだだから_______」



「首をはねておしまい!」






ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
色々やらかしました、恐れ入りますすみません^p^
最後の台詞はハートの女王の台詞ですがあまり気にしないで下さい。  



| Novel | 17:46 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

COMMENT















非公開コメント

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。